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東大路安井の交差点近く、九龍三虎堂    祇園町南側に建つ、小さなギャラリー

KURYU-SANKO-DOは、京都東大路安井の交差点を、一本西に入った角に建つ小さなギャラリーです。

九龍三虎堂、その名の通り”九匹の龍と三頭の虎が坐すギャラリー”です。未知のアーティストやまだ見ぬ面白い作品を見つけては世界に発信していきます。

龍蟠虎踞。じっとうずくまるまだ見ぬ龍虎たちの能力を、存分に発揮できる場所でありたいと思います。

KURYU-SANKO-DO 主人

 

KYOTOからアート発信

ギャラリー前は様々な人々が行きかいます。

歴史都市京都らしく、着物を来た人もめずらしくありません。芸妓さん舞妓さんが平服スタイルで歩く姿は、この土地ならでは。

日本国内からの観光客はもちろん、最近ではアジア、ヨーロッパ、アメリカなど海外からの旅行者の方が多いように思います。

ギャラリー内 桜色の展示スペース

当ギャラリーでは、絵画、写真、陶芸、立体、書道、映像… アートのジャンルは問いません。

“面白いもの””心動くもの”が、KURYU-SANKO-DOの永久テーマです。
単純にアート・ギャラリーとしてだけではなく、文化活動の表現や新商品発表、企画展示の場として、自由なスペースです。

京都・祇園を訪れた際は、ぜひお気軽にふらっとお立ち寄りください。(そもそも、とても小さなギャラリーなのでふらっと見るスペースしかございませんが、笑)

 

 

ギャラリー自体が美術品

二階への階段を上がると・・・九龍三虎堂は、いわゆるギャラリーとしては賛否両論でしょう。なぜなら狭いギャラリー内には、展示作品以外に主張するものがすでにそこらじゅうに鎮座しているからです。

展示する作品を目立たせるためには、真っ白な壁に天井、一面ガラス張りで無機質な外観の方がいいという意見もあるでしょう。しかし、シンプルなギャラリーは、この京都にもたくさんあります。

KURYU-SANKO-DOは、たとえ何も飾っていなくても建物自体がギャラリーです。理由はひとつ。

その方が、面白いから

ギャラリー九龍三虎堂日が沈んでからの様子ギャラリー建築には一年以上を費やしました。ほとんど廃墟だった建物を全面改装。古き佳きこの町にふさわしい建物であるようにと、建築の伝統技法を多く取り入れています。

神社屋根をイメージさせる、曲線の緑青色の銅板板金屋根。

伝統的な左官工事の玉砂利の洗い出し。

建具師による特注のオリジナルドア。

絵師の描いた「龍王太郎伝説」の墨絵をクロスに。

西陣の(ギャラリー主人行きつけだった)今は無き銭湯に使われていた鯉のタイルを埋め込み。

京友禅作家手書きの一間の大判暖簾 などなど・・・

 

小さなギャラリーのひとつひとつに密かなこだわりがあります。来られた方は、探してみて下さい。