KURYU-SANKO-DO 二階
謎のスペース、九龍三虎堂二階の様子を一部ご紹介。
二階は、運が良ければ入れるかもしれません。
実は二階は貸スペースではありません。
骨董も多く置いてありますが、古美術商でも、撮影スタジオでもございません。
では、何のためのスペースなのでしょうか。
と、その前に、れんげでお茶を一杯、いかがですか?
(実は水道です、水が出ます)
部屋の中は、幕末か、明治初期にタイムスリップしたような雰囲気です。
男性が立てないほどのスペースに、当時の面影残る道具たちが並んでおります。クロスは昔地道だったころの祇園の彩色写真を使用。
古い看板、電話、家具に刀、桶や小判・・・
捨てるとゴミですが、補修して飾れば立派なインテリアとなります。
二階は、たまに開いています。
外から見ると、まったくなんの部屋か分かりません。ただ、こちらから見渡す祇園町は、行きかう人々が景色に華を添え、また格別の風情がございます。
たまに開いていますので、通りがかった際に空いていればラッキー!と思って下さい。
九龍三虎堂の守り神
奥に鎮座し、ギャラリー全体を見守ってくれているのが、守り神の不動明王。
鮮やかな彩色は、もともとの作風で、憤怒の表情とパステルカラーの対比がとても美しいです。
沖縄の骨董店の片隅で、目があってしまい、京都に連れて帰りました。
ギャラリーに出入りする人々から邪気を追い払い守っていてくれているはず。